お役立ちコラムCOLUMN
製品の品質を高め信頼を維持する金属異物除去
近年、食品製造や容器や機械製造などの現場で、機械の破損などが生じて金属片が混入するといったトラブルが増えています。
自主回収のコストや手間がかかり、取引先や消費者からの信頼も失墜します。
金属異物混入は、ケガをすることや健康被害が出るおそれもあるため避けなくてはなりません。
思わぬ異物混入を防ぎ、製品の品質を守るために金属異物除去装置の利用がおすすめです。
金属異物除去の必要性や製品、仕組み、メリットなどを見ていきましょう。
金属異物除去の必要性
工場ではさまざまな機械が使われており、粉砕機や捏ね機械、混合機械などの刃や羽などの金属が割れて、金属片が製品内に混入するなどのトラブルが起こるリスクがあります。
また、機械や装置、消耗部品などのメンテナンスや交換を定期的に行っていないと、サビが生じてサビが落ちることやネジやボルトが腐食して脱落するなどが起こりがちです。
製造工程で金属異物が混ざると、完成品の品質や信頼に影響を与えるだけでなく、成型機のノズルやフィルターの詰まりが発生し、機械の能力の低下や故障、完成品の品質低下などを引き起こします。
食品の場合は、金属が混入することで口の中を切ることや歯を損傷するなどのケガのリスクや健康被害のおそれもあるため、金属異物混入は未然に防がなくてはなりません。
メリットが多い金属異物除去マグネット
金属異物除去装置には画像診断や検知センサーなどもありますが、代表的なのはマグネットです。
金属異物を検知するのと同時に吸着して除去できて合理的です。
マグネットは、電源などのエネルギーを必要とせず、半永久的に使えるので、コストも抑えられ、磁性のあるさまざまな金属に対応できます。
材料、製品などに混入した金属異物の検知、除去をスムーズに行えるため、機器や部品の破損や不注意などによる金属異物混入に伴う品質低下、金型やスクリュー、シリンダーといった生産ラインの損害を未然に防ぐことができます。
ただし、マグネットバーに金属異物が吸着したまま使い続けると、剥がれ落ちてしまうおそれがあるので、定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。
まとめ
食品をはじめ、さまざまな製品を製造する工程で金属異物が混入すると、自主回収やリコールの手間やコストが発生し、信頼を失うことや健康被害などが生じるリスクもあります。
製造工程での金属異物除去をするには、低コストで合理的なマグネットの使用が便利です。
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この記事の監修者
KK MAGNET 事務局
KK MAGNET株式会社は、培ってきたハイレベルな施工品質による高磁力磁石・金属異物除去・磁力検査や粉体輸送、省人化等の事業です。
プラントの設備設営に関するトータルな事業に関する高い技術を惜しみなく提供いたします。
本コラムはKK MAGNETが監修するお役立ちコラムです。
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