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食品工場の建設費用の相場はいくら?コストを抑えるコツも解説

食品工場の建設には多大な費用がかかります。事前に相場を確認できれば予算案も組みやすいですが、食品工場の建設費用の相場はいくらになるのでしょうか。本記事では1坪あたりの工場の坪平均単価や食品工場の相場の考え方などを解説します。

食品工場の建設費用にいくらくらいかかるの?

食品工場単体の建設費用の相場を出すのは難しいものの、全工場の坪平均単価はある程度算出できます。国土交通省の「建築着工統計調査2022年(2023年1月31日)」によると、次の結果が出ました。

構造別 1坪あたりの建築費水準
鉄骨鉄筋コンクリート造 約208万円
鉄筋コンクリート造 約111万円
鉄骨造 約82万円
木造 約57万円
全構造平均 約86万円

※同調査の「着工建築物:用途別、構造別 (建築物の数、床面積の合計、工事費予定額)」の「工場及び作業場」より、工事費予定額÷床面積の数値を坪へ変換して算出、小数点第一切り捨て

日本の工場・倉庫の多くは鉄骨造 で建築されており、全構造平均と鉄骨造の平均が近い数値になっています。例えば同調査では、工場及び作業場の全構造の総計が約874万㎡に対し、鉄骨造の総計が約797万㎡と91.2%を占めています。

とはいえ上記は1坪あたりの平均であり、地盤改良や解体工事などの費用は含まれていません。設備などを含めた1棟あたりの平均工事費予定額は約3億1,552円 (2022年)となっていますが、あくまで参考程度の数値になります。

建設費用の相場を出すのは難しい?場所・年度・メーカーの違いについて

食品工場を含め、建築費用の平均は都道府県別でも大きく変わります。例えば2022年度における東京都の1坪あたりの鉄骨造平均は約146円に対し、大阪府は約80円、秋田県は最安値の約51円となっていました。

また、年度によっても建築費用の平均は変わります。2021年度 における東京都の1坪あたりの鉄骨造平均は約86円、大阪府は約77.4円と、いずれも2022年度とは異なる数字です。同じ都道府県内でも、エリアごとの時価や建築予定地周辺の状況が、建築費用に影響すると考えられます。

そしてメーカーによってもかかる費用は違ってきます。同じ条件を提示したとしても、メーカーごとに工法・材料・人件費が異なり、発生する費用が変わってくるからです。

さらに言えば、同じ食品工場でも製品の種類・生産数によって、工場の規模や必要施設にかかる費用・工期に違いがあります。「同じ製品を大量生産する工場」と「さまざまな原材料を使用して多品種の製品に対応する工場」だと、必要な温度管理設備や電気設備、ボイラー、配管、その他製造設備の数も変わってくるでしょう。

以上のことから、「食品工場の建設費用の相場は〇〇万円」と言い切ることはできません。

食品工場の建設費用を抑えるには?

食品工場の建設費用およびランニングコストを抑えるには、次のポイントを意識することが大切です。

  • 搬入する設備の数・大きさや工場の内部構造、作業動線、周辺環境を徹底的に検討し、再建設や改修が発生しないようにする
  • 必要か不明瞭な設備や、無駄に高いグレードの設備は入れない
  • メンテナンスや維持にかかる費用も考慮する

まとめ|正確な建設費用は見積もりを!必要に応じて補助金利用も

食品工場の建設費用を正確に知るには、工場の設計や必要設備などの案をある程度まとめた上で、メーカーへ見積もりをお願いするのが一番の近道です。

信頼できる業者であれば、新築・増築・改修のいずれにおいてもしっかりと対応してくれるはずです。とはいえ、信頼できる業者であってもできれば相見積もりを行い、リスクを減らすことも大切になるでしょう。

もし工場の建設にあたって資金調達が必要な場合は、原則として返済不要の補助金制度を利用するのがおすすめです。食品工場建設の場合なら、申請条件や事業目的が合致すれば「事業再構築補助金 」「HACCP補助金 」などが利用できます。

この記事の監修者

ケーケーマグネット株式会社

KK MAGNET 事務局

KK MAGNET株式会社は、培ってきたハイレベルな施工品質による高磁力磁石・金属異物除去磁力検査粉体輸送、省人化等の事業です。
プラントの設備設営に関するトータルな事業に関する高い技術を惜しみなく提供いたします。 本コラムはKK MAGNETが監修するお役立ちコラムです。

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