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バーマグネットとプレートマグネットの着磁距離は違う!使用用途に合わせて選ぼう

しっかりと金属を食品などの製品から取り除いて安心安全なものを販売したいと思っても、どのマグネットを選んだら良いのか迷ってしまうケースもあるでしょう。
いくつか種類などもありますし、わからなくなってしまいます。
使用用途などを考えつつ、バーマグネットかプレートマグネットを選ぶと良いでしょう。
こちらの記事では、バーマグネットとプレートマグネットの着磁距離と使用用途について、詳しく紹介していきます。

同じマグネットでも特性が違う

漠然と製品に金属が間違って混入しないようにマグネットで検査したいと思っても、何を選べば良いかわからなくなってしまうかもしれません。

一見マグネットは形が違うだけで同じような働きをするかのように見えるかもしれませんが、実際は違います。
形にはしっかりと意味があり、特性も変わってきます。
自社で考えている用途に合わせたものを選ばないと、思ったように金属に反応せず混入したままになってしまうかもしれません。

構造が異なるため、しっかりと使用用途を考えたうえで選びましょう。

バーマグネットが良い場合

マグネットの中でも表面部分の磁力が高いので、細かいステンレスにも反応します。
着磁距離が離れてしまうと、思ったように反応しなくなってしまいます。

プレートマグネットが良い場合

プレートマグネットが合う場合は、離れた場所にある異物を取り除きたい場合です。
バーマグネットは近くにしかしっかりと磁力が働かないのですが、プレートマグネットは遠くまで反応するようにできています。

まとめ

バーマグネットとプレートマグネットは同じマグネットだから、そこまで大きく性能が変わらないと感じる方いるかもしれませんが、それは間違いです。

構造も性能も違うため、製品をどう通過させて使うのかを重視しなければなりません。
自社の製品をどう通過させるのかに合わせて、小さいステンレスを取りたい時はバーマグネット、離れた場所の金属などを取りたい時はプレートマグネットを使用しましょう。

この記事の監修者

ケーケーマグネット株式会社

KK MAGNET 事務局

KK MAGNET株式会社は、培ってきたハイレベルな施工品質による高磁力磁石・金属異物除去磁力検査粉体輸送、省人化等の事業です。
プラントの設備設営に関するトータルな事業に関する高い技術を惜しみなく提供いたします。 本コラムはKK MAGNETが監修するお役立ちコラムです。

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